2017年12月3日日曜日

ついにDOLL$BOXX再起動!!


私的にはあまりにも時間が過ぎてしまいもうCDが出ると思ってはいなかったので最初にYoutubeでUPされたMVが端正なラウド的な楽曲で長いブランクを瞬時に吹っ飛ばしてくれた、このバンドの大きな特徴は5人のメンバーが高いレベルで融合しており、単純に演奏レベルが高いバンドとは一線を画す。
またこの限定版にはDVDが付属しており、各メンバーのオープニング曲の演奏テクニックをさらっと(楽器をやっているともっと話が聴きたくなってしまう)解説してくれている、各メンバーの話とソロを見る事ができるのでファンなら楽器をやってない人にも十分い楽しめるし、これから楽器をやってみようという気にもなるかも知れない、ただこのレベルには簡単に到達はできない。これだけの内容の映像を付属させてしまう事自体非常にお買い得だと思うのでこちらを購入するべきだと思う。

まずはオープニング曲、Tomo-zoさんのシンコペとHanaさんのバスドラとスネアのみのフレーズ、4小節で持っていかれました。ドラムの録りがまずすごい、私はそんなに良いオーディオで聴いている訳ではないのだが打った時の空気の振動感というか音圧を感じる事ができる。径の大きなタイコを使っているが事にもよるとは思うが圧倒的だ。そしてKogaさんとオレオさんのキーボードが入ってくるとロックの持つダイナニズムというかテンポが早いだけにビート感がいきなりMAXになる。ツインペダルの早いパッセージの後のスネアの4分打ちのパートになるとKogaさんの今回からの5弦の重低音のスラップの8分とデスボが加わり超絶なロックビートが展開される。そしてオフリズムになりFukiさんのボーカルへとパートが移る。この流れはもう完全に持っていかれれてしまいました。
そして更に驚かされるのがFukiさんのボーカルだ、前作のハイトーン、ハイテンションの比較的、喉の浅いところからの発声に対して今回は割合奥からの例えるならベルカウント的な発声に変わり、中域がよく発声されるようになった。この事により発声がコントロールしやすくなたのでしょうか、けっこう強めのビブラートやスタッカートでよりスピード感のある歌い方になり、決めのフレーズでは圧倒的な存在感だ。



途中からはHanaさんのカウンター入り掛け合いになるが2人の発声が違うので対比がとても面白い。またFukiさんはウラのタイミングを多用するが楽器をやらない専任ボーカリストがこれ程までウラを使うのはまれな存在だ、多分リズム系のドラムやベースを演っても第1人者になっていると思う。
そして何と言っても個人的に特筆すべきところはKogaさんが同メーカーの5弦に持ち換えた事だ。これによりバンドのトーンがガラと変り重厚なサウンドに変化した。更にオフリズムのパート以外は全てスラップで通している、このジャンルのバンドでは世界的に見てもまず有り得なかった事だ。指弾きやピック弾きに比べ圧倒的に歯切れが良く、この曲の様に早いテンポの曲でも8分どころか16分でリズムを重低音で刻む事ができてしまうのです。

2曲目はTomo-zoさんのリフとシーケンサー的なシンセの音で始まるが、何と言ってもHanaさんのスネアの8分打ちだ。これを通すのにはしっかりフィジカルがしっかりできていないとバテてしまう。が、この曲ではギターソロ後はFukiさんのハイトーンが炸裂、ロック史上に残るであろう盛り上がり所をしっかりパワーを出しきり更にタムのロールを入れたりと見せ場を演出しています。

そしてDVDに収録されているラストの曲はちょっとだけ苦手なエモーショナルな曲、湿っぽくなりがちな曲調をKogaさんのスラップが冴え渡りFukiさんのサビのパートまでをブリッジングします。またTomo-zoさんのギターソロもやはり湿っぽさを避けるために3連を使い跳ねる様なシャッフル的なフレーズにしています。前作でもTomo-zoさんは3連のリフの使い方がとても印象的でした。


収録された曲が5曲と少ない様な気がしますがその分、ガチャリックスの4人+Fukiさん1人という構図ではなく、この5人が揃った相乗で素晴らしいアルバムになっていると思います。
まずKogaさん、これほどまでこのジャンルでスラップを多用する人はまれですね、テックニックと言うよりセンスだと思います。5曲すべてに何の違和感なく自然にスラップで通して演奏していますがこんなバンドは世界的に見ても類がないのじゃないでしょうか。
そしてHanaさん、もうツインペダルは圧巻ですが、ちょっと美形のルックスで見た目とは異なりフレーズやパターンのまとめ方がとてもうまいです、しかもパワフルだし、しかもFukiさんのカウンターまで歌えるのですごい人ですね。
Tomo-zoさんは速弾きやライトハンドなど個人技が上手いのは誰でも知るところですが、余り言われてませんがバッキングやボーカルのカウンター、裏リフなどのあまり目立ない所が今回のアルバムは特に素晴らしいです、こんな所を手を抜かないのは最高峰のミュージシャンの証ですね。
オレオさんはやはりアレンジ力、コードの使い方がすごいです。シンセの音色も素晴らしいですね、プリセットでもオッケイ的なことを言っていますが、音色はかなり練り込まれています。オープニング曲はキーボード目立ないのですが実はしっかりサウンドメイクされていてとても興味深いです。あとこのアルバムに限らずオレオさんはキーボードを弾きながらヘッドバンをしますがこれはすごい事です。ギターやベースは抱えているのである程度、体と一緒に動いていますがキーボードは動きません、ヘッドバンしてブレブレの体で固定された鍵盤を弾いているのでかなりの難度ではないでしょうか。
私の中ではFukiさんはこのバンドではやはり核となるもっとも重要な立ち位置にいてバンドのポテンシャルを高いレベルまで引き上げていると思っています、なので大変Fukiさんには申し訳ないのですがこのバンドでの存在感があまりにも強すぎて、他の活動には個人的には興味が持てないのも事実です。でもFukiさんの詩は大好きで付属のDVDに収録されているように日本語の持つイントネーションをとても大事にしていて、メロディーラインやリズムに溶け込むような言葉が選ばれています。日本語は英語と違い母音と子音の組み合わせで単語が成り立っています。最近のよく耳にする言葉の持つイントネーションを無視した曲調には私はとても違和感を感じてしまいます、また、それを個性としてしまっている風潮も悲しいです。
前作のDoll’s Boxという曲の詩はとても気にっていました。そしてこのアルバムでもHEROの「_春が過ぎて、_冬を越して、季節が巡っても・・・・」のブリッジ終わりのパートは普遍的な詩ですがウラのタイミングで歌い、エンディングの盛り上がりへと導いていきます、こんな何でもない所と思われる所まで作り込まれています。それとMVではガチャリックスのまいさんが素晴らしい映像美を見せてくれます、全編早く見たいですね。
メンバーのサウンド対する考え方やレコーディングの方法論は5年前とは随分変わってきたと思います。でもこの5人は変わっていません、これが一番です、この5人がこのバンドで音楽をやっていく限り私はやはり聴き続けます。

※ Amazonにレビューしたキャプションをそのまま転記、画像は公式ツイッターより。

2017年10月22日日曜日

借り物の曲?


借り物の曲?REAL EXISTENCE(BAND-MAID)

REAL EXISTENCEのPVより

最近けっこうお気に入りのガールズバンドのBAND-MAID、今年になって発売されたメジャー入りしてのファーストフルアルバムの「Just Bring It」はインディーズ時代に発売された2枚のミニアルバムよりも個人的にはお気に入りです。
このバンドのスタンスは非常に強固でしっかりとしたコンベクションを持っている。くるっぽが「カッコイイ音楽をかわいいメイド服で演奏するギャップをモチーフにしています。」と言っているがそんなレベルではない。それを端的に表すのが「Just Bring It」には普通のハードロック系のバンドは必ずアルバムの中には「バラード」と称されるテンポを落としたエモーショナルな曲を入れる、またこの曲の存在がバンドのドル箱になる国内のメジャーバンドのコマーシャリズムの象徴だ。
ところがこのアルバムにはそれがない、これだけでこのバンドの確固たるコンベクションをはかり知ることができる。ただ今後メジャーの階段を確実に登りつけていくだろうこのバンドがこのスタイルを維持できるかはむずかしいのかもしれない。

今まで海外のバンドばかり聴いてきたのだがそれにはやはり大きな理由があって、リズムのノリが海外のバンドはウラを基本にしているのに対して国内の音楽はオモテのノリがメインだった。私が音楽を聴きだしたのは70年代のハードロック、プログレッシブロック、そしてニューウェーブだ。
デープパープルの「 Highway Star」の歌い出しの有名な「 Nobody gonna take my car・・・・・」もツッペリンの「Rock and roll」のやはり超有名な「It’s been a long time since・・・・・」の歌い出しも半拍ずらしたタイミングで歌い出すが、国内では以前は小節始めからいきなり歌い出してしまうノリが基本的にオモテでそれが馴染めないというか私には有りえなかった。

ところが最近の国内のインディーズ上がりのバンドは見事にウラのリズムで歌い演奏するバンドが増えてきた。何せ、自分がノリやすい曲を演奏してくれるバンドが気軽にライブハウスやホールにやってきてくれて一緒に大騒ぎができるのだ。もうめったにやってこない海外のバンドを待つ必要がないのです、ライフスタイルが変わったと言うと過言かも知れませんがそれ程の変化です。

BAND-MAIDの「Just Bring It」の収録曲はまさにそれで私的には超ムダなバラード曲もなく、妙な恋愛的な曲もなくとても素晴らしい仕上がりになっていると思います。

 最近、彼女たちのライブにも行きましたがくるっぽのお約束の「あいさつ」は有りましたがMCはゼロ。次の曲のアナウスも無く、アンコールさえも応答しないというという徹底ぶり、これですどうしてこのスタイルのバンドが永らく存在しなかったのでしょうか、これからはSNSでより細くライブの様子がバンド側からもオーディエンス側からも伝わってくるのでライブはより演奏のみを私は楽しみたいと思います。

境内の中での演奏映像は海外で注目されない訳がありません

で、話が少しそれましたが表題のファーストミニアルバムに収録されたとてもよくできたPVで海外からもより多くのアクセスされた「REAL EXISTENCE」はなんとも不思議な曲で、ギターのアレンジもとてもカッコ良くてブリッジからギターソロまでのコード進行も印象的です。が、とても残念な曲でボーカルの歌い出しが小節頭のオモテという有史以前のノリです。最近はカラオケにもBAND-MAIDの曲が揃ってきましたが「Alone」や「YOLO」はとても気持ち良く歌えますがこの曲は無理です、まず歌い出しの私にはタイミングがムズいです、というかキモいです。歌詞も「おひとり様のくせして・・・・」とか「マジ有りえないから・・・・」とかマジくるっぽらしくないですね、全体のノリや流れを逸脱と言うと大げさかもしれませんが、私にはそう感じます。

どうしてそんな曲が存在するのか調べてみればすぐに判りますが「Just Bring It」は全曲くるっぽ作詞のメンバーによるコンポーズとアレンジです。それに対して「REAL EXISTENCE」の収録された「New beginning」は提供された曲がほとんどです。メンバーの経歴やスキルを持ってすればオリジナル曲でアルバムを構成できたと思いますが、事務所の配慮ですかね、職業コンポーザーに曲を提供してもらえば手っ取り早く数字が取れると考えたからでしょう。その目論見は見事に的中「REAL EXISTENCE」、この曲もあまり好きではありませんが「Thrill」はYoutubeで500万再生越えです。映像プロデューサーも職業コンポーザーとても良い仕事をくれました。次のミニアルバムにはお気に入りの「Alone」を含むオリジナル曲が収録されバンドとしてのスタンスを高めてきて「Just Bring It」では待望のメジャーデビューと相成ったのではないのでしょうか。

「REAL EXISTENCE」はそんなBAND-MAIDの過度期の曲ですがPVの映像もとても印象的でギターアレンジもとてもカッコ良く海外でも人気になりました。が、この曲も収録されたアルバムも私には馴染めません、ただ一般的にはこの曲もミニアルバムもお気に入りというファンの方が大勢のようです。

はじめましてチェリーぱみゅぱみゅです

インスタやツイッターで音楽や楽器ネタをジミにUPしていますが、たまに少し長文を投稿したい時があるのでそれはこちらでUPしようと考えています。またAmazonにもたまにCD等の評価していますのでそちらのインシデントも転記しておきます。
非常に内容が薄っぺらで誤変換、意味不明の文章を連発するとは思いますが、大ファンのきゃりーさんの写真に免じて暖かく見守ってください。

きゃりーさんの「原宿いやほい」のPVより、曲もPVも超お気に入りです。

ついにDOLL$BOXX再起動!!

私的にはあまりにも時間が過ぎてしまいもうCDが出ると思ってはいなかったので最初にYoutubeでUPされたMVが端正なラウド的な楽曲で長いブランクを瞬時に吹っ飛ばしてくれた、このバンドの大きな特徴は5人のメンバーが高いレベルで融合しており、単純に演奏レベルが高いバンドと...